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世界一の日本酒

福岡市から車で約1時間、筑後地方は昔から灘(兵庫)、
伏見(京都)に並ぶ酒どころとして知られ、今も、数多くの蔵元がある。

その中で昨年大きな話題を集めたのが八女の酒蔵、喜多屋の「大吟醸 極醸 喜多屋」。
IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2013 サケ部門において最優秀賞「チャンピオン・サケ」に選ばれたのだ。
さらに日本初のクルーズトレイン「ななつ星」で提供販売される日本酒として採用された。
"世界一"の称号を得た日本酒。その酒造りのこだわりを知りたくて喜多屋を訪ねた。

喜多屋は、江戸時代末期の文政年間に創業、約190年の歴史を持つ酒蔵で、「酒を通じて多くの喜びを伝えたい」という志が屋号の由来となっています。
案内された酒蔵は、昭和の始め、種類鑑評会で三回連続優秀賞を受賞し、「名誉賞」を授けられたとき名誉賞記念蔵として建てられたもの。一歩足を踏み入れると、発行の甘い香りがほのかに漂い、ひんやりした空気に包まれていました。

世界への挑戦は日本酒を広めるため

お話しを伺ったのは、喜多屋七代目である木下宏太郎社長。
初代の「主人自ら酒創るべし」という言葉を家憲とし、木下社長も蔵に入って酒造りに携わっています。

和食が世界無形文化遺産に登録されるなど、日本の食文化は海外でも評価されるようになってきていますが、日本酒はまだまだ知られていません。 木下社長は日本酒の素晴らしさを広めるため、海外のコンペティションに挑戦し続けています。
その甲斐あって今回めでだく最優秀賞である「チャンピオン・サケ」に「大吟醸 極醸 喜多屋」が選ばれました。

喜多屋のIWCへの挑戦は、サケ部門が新設された2008年、「純米酒 寒山水」がコメンティッド受賞、「大吟醸 極醸 喜多屋」では、2010年ブロンズ受賞、2011年シルバー受賞、2012年ブロンズ受賞と続き、ついに2013年ゴールド受賞でのチャンピオン選出となったのです。

至高の日本酒は、偶然では生まれない。

IWC2013年のサケ部門には、235蔵583銘柄が出品されました。
「大吟醸 極醸 喜多屋」は、その頂点を極めたのです。
「このお酒の原料米は、福岡の糸島地方で生産者と共にこだわって育てた「山田錦」。 そして清流矢部川水系の水。しかも、蔵人たちも全員が地元出身者という純粋な福岡県産のお酒だったことも個性の一つとして評価されたと思います。」

もちろんそれだけで世界一になれるわけではありません。
原料米の品質や水が良い上に、蔵の腕が試されるのが日本酒の酒造りの醍醐味なのです。
「お米を洗って、蒸して、麹を造る。一見やっていることは伝統的ですが、私たちの酒造りは極めて科学的なのですよ。」
喜多屋では高品質の良いお酒を安定して造るために、つねにデータを取り、科学的な解析と理論に基づいて酒造りを行なっています。

その日、チャンピオン・サケを受賞した大吟醸酒用に精米した山田錦を洗米している現場に立ち会いました。
日によって気温や湿度も水温も違います。蔵人の一人はストップウォッチを持っていました。
前もって吸水試験を行い、水温を調節しながら米に水を吸わせる時間を秒単位まで設定しているのです。
しかし、科学的データはあくまでも品質を管理する上での支柱。
長年培ってきた杜氏や蔵人たちの匠の技と感性を何よりも必要とするのが酒造りです。
喜多屋の酒造りは伝統と革新が見事に調和したものでした。

大吟醸 極醸 喜多屋

IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)は1984年に創設され、毎年英国ロンドンで開催される世界最大級のワイン品評会。
最難関のワインの資格「マスター・オブ・ワイン」の称号保持者などが審査する世界で最も影響力のあるコンペティションです。

木下社長は、賞を目指した酒を造るわけではなく、あくまでも自分たちの目指す酒を造ることを追求しているだけだと言います。

「音楽でたとえると、蔵人たちはオーケストラ。
私が作曲した音楽を、私が指揮してオーケストラが奏でる。

ひとつの理想とするお酒を目指して、杜氏や蔵人たちと力を合わせ、最高の演奏ができるようにするのが私の役割。チャンピオン・サケの受賞は、その努力の積み重ねがもたらした結果に他なりません。」

今回は酒造りに携わった全員が、思い描いた酒ができたと達成感があっただけに、この受賞は原料米の生産者や蔵人、多くの人たちと喜びを分かち合えたそうです。
お酒は嗜好品であり、たまたま2013年は「大吟醸 極醸 喜多屋」がチャンピオン・サケに選ばれただけと木下社長はおっしゃいますが、やすやすと世界一の称号を取れるはずはありません。
主人と酒造りの想いを誰もが共有し、技を磨き続けたおかげで、世界一の日本酒が生まれたのでしょう。
評価に値するだけの酒造りへのこだわりが、私たちにはひしひしと伝わってきました。

蔵人たちはオーケストラ、酒造りの情熱が世界一の日本酒を奏でる
大吟醸酒が出来るまで

昔から「酒は百薬の長」と言われていますが、適量の飲酒ならストレス発散や、食欲増進に効果を発揮し、寿命も長くなるそうです。
また、少量の飲酒は血液の脂質代謝を改善し、冠動脈疾患(狭心症・心筋梗塞)の危険性を下げるという調査結果があります。
目安としては1日1合の飲酒で、1周間に2日以上の休肝日(お酒を飲まない日)をとること。飲み過ぎにはくれぐれもご注意ください。


福岡県八女市本町374番地
TEL:0943-23-2154
ホームページ:http://www.kitaya.co.jp

【日本酒のご購入について】
チャンピオン・サケ受賞の「大吟醸 極醸 喜多屋」は人気のため品切れが続いていますが、ご予約販売にて購入できます。くわしくは喜多屋までお問い合わせください。

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